(イ)講師認定資格CTT+の価値

講師認定資格CTT+において提示されている「12の講師スキル」は、研修講師としての軸を持つことに役立ちます。研修講師がこの軸を持てないと、自分の都合中心で研修を進めるようになります。よくありがちなのは、受講者の現状を把握せず、流行りのコンテンツに安易に案内してしまうことです。

いままで積み重ねてきた業務経験量や講師経験量によって、講師としての自信を持つことはできます。その自信に加えて、「12の講師スキル」を土台とした考え方でやれば研修を適切に実施できるという自信、そして、第三者から証明されているという自信、が加わると本当の意味で、大きな自信となるのです。

研修において受講者にとってよいコンテンツを提供していても、講師が適切に進められなければ、受講者は安心して話を聞けないばかりか、講師を信頼しなくなります。講師認定資格CTT+の土台となる「12の講師スキル」に沿って、講師が適切に研修を進めることができると、最終的に受講者の学ぶ気持ちが醸成されてきます。

研修部内の講師同士でよくありがちなことは、お互いを具体的に指摘し合えないという点があります。理由は3点です。1つ目は指摘するための観点を知らないということ、2点目は指摘すると自分も指摘されるという怖れ、3点目は、時間的に他の講師を観察している余裕がないということです。

IT企業がIT技術の資格保有者数をアピールしているのと同じうように、代理店への教育研修がサービスの1つとなっている企業は、講師資格の保有者の有無、およびその保有者数をアピールすることで、他社との差別化を図ることができます。