<狭義>の社内講師と<広義>の社内講師

 社内講師・スキル向上アドバイザーの佐野雄大(さのたけひろ)です。

 

 社内講師には、<狭義>の社内講師と<広義>の社内講師の2つがあります。

 

 <狭義>の社内講師は、自分が熟知している知識を、知らない受講者に伝え

ることが目的になります。大学受験などの筆記テストで知識を的確にアウトプ

ットすることが求められる場合、受講者がわかるように伝える、受講者が思い

出しやすいように伝える、ことが重要です。

 

 最近お聞するのは、<狭義>の社内講師における「表面的な社内研修」です。

 

 ・研修内容が整理されてなく、受講者にとってわかりずらい

 ・自分のペースで進めていて、受講者が理解できるペースで進めてくれない

 ・受講者が理解できない場合、受講者のせいにする

 

 この「表面的な社内研修」については、すでにお気づきになり、社内講師の

方々にこれだけは社内研修内でやってほしいなどの期待を伝える対策が取られ

ているようです。

 

 

 また、<広義>の社内講師は、受講者が業務において困っていそうなこと、

今後困りそうなことに焦点をあて、それらが解決に近づくことを目的にします。

 そして、それらの困っていそうなことが解消できるように、情報を整理して

受講者が理解できるように伝えてます。さらには、<広義>の社内講師の場合、

研修後に困ったことに対して受講者が行動をとったか、その結果、解決された

かということを把握しようとします。

 

 ただし、<広義>の社内講師は、周囲の方々の以下の壁に阻まれるようです。

 

 ・役割分担:「ひとりではそこまではできない。」

 ・業績評価:「そこまでやっても評価されない。」

 ・組織間コミュニケーション:「そこまでやるとあの部門は嫌がるだろう。」

 

 この壁に阻まれ続けてそのままでいると、社内研修は表面的な方向に流れて

いってしまいます。社内研修は良くても、悪くても業務への影響力があるので、

このまま放置できない問題だと考えております。

 

 よって、社内研修の一部でも、上記の壁を乗り越えて、<広義>の社内講師

のスタンスで問題解決事例を生み出し続けていただきたいと考えております。

 

 先週もご案内いたしましたが、詳しくは以下の「社内講師スキル・現状レベ

ル診断セミナー」にて<社内講師の本質>で話し合う機会を設けました。

 

 追加の日程も設けましたので、ご検討ください。よろしくお願い申し上げま

す。(佐野)