社内講師における<3つの成長段階>とは?

 社内講師・スキル向上アドバイザーの佐野雄大(さのたけひろ)です。

 

 社内講師の経験を重ねていくにつれて、社内研修への取組み意識が徐々に変

わってきます。私自身の経験も含めて、多くの社内講師の方と接した結果、よ

く言われていることをお話します。

 

 社内講師の駆け出しのころは、原稿ばかりを見ているなど、自分が話すこと

で精一杯です。その結果、このころの成長段階は、もっとゆっくり話そう、間

を置こう、スライドの文字を大きくしようなどの取組み意識になっていきます。

 

 さらに社内講師の経験を積むと、受講者の顔が見えるようになってきます。

 

・つまらなさそうにしているなー。

・なぜ顔を上げてくれないのかな?

・携帯をいじくっているぞ!

 

 その結果、成長段階として、興味深い話から入ろう、もっと受講者に役立つ

事例を入れよう、などの取組み意識になります。

 

 さらにまた社内講師の経験を積むと、次のような疑問が生じてきます。

 

・こんな集合研修だけで、受講者の役に立っているのか?

・そもそも受講者はどんな仕事ぶりなのか?

・受講者が職場で期待されている動きは何か?

 

 これらの疑問が生じたときが、まさに3つ目の成長段階、「受講者把握」と

いう取組み意識なのです。

 

 しかし、残念なことですが、「我流・自己流」で社内講師の経験を重ねると、

「受講者把握」という取組み意識にまで行きつくのに、3~5年かかってしま

います。なぜならば、日本の受講者は社内講師にあまり文句を言わないため、

「講師の実践スキル」だけで研修がうまくいったと勘違いしてしまうからです。

 

 私は以前の研修会社に勤めていたころ、非常に遅かったのですが、3年間ぐ

らいで「受講者把握」という取組み意識が持てるようになりました。もう少し

早めに気づいていたら、受講者のために講師としてもっと役立つことができた

だろうと今では思っています。

 

 

 「社内講師の担当の方、3年間経験を積んでください!」

 

 

 このようなことを「言いたくない」ので、<社内講師の本質>を理解してい

ただける約2時間のセミナーを作りました。

 

 社内講師としてよい状態になるまでの期間を3年間よりも短くして、かつそ

の先にいる<あなたの受講者>のためになると思って作っています。

 

 詳しくは以下の「社内講師スキル・現状レベル診断セミナー」にて<社内講

師の本質>について話し合いましょう。(佐野)