NHK大河ドラマの撮影現場へ行って、気づいたこと

 社内講師・スキル向上アドバイザーの佐野雄大(さのたけひろ)です。

 

 今から約10年前の2003年に、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』(む

さし)の撮影現場へ行ったことがあります。

 

 畳の上で、佐々木小次郎役の松岡昌宏(TOKIO)と柳生宗矩役の中井貴一が

向き合って話し合っているシーンです。

 

 同じシーンを違う角度から何度も何度も撮影していたのですが、2人の役者

の<声の大きさ>や<声の明瞭さ>にびっくりしました。

 

 数ヶ月後、テレビでそのシーンが放送されました。

 

 意外だったのは、撮影現場ではうるさいぐらいのやりとりだったのですが、

テレビで見ると非常に静かなやりとりだったのです。

 

 改めて感じたことは、役者というのは実際はあのくらいオーバーにやってい

るものなんだ!ということでした。他の技術もあるのだと思いますが、あのぐ

らいオーバーにやってはじめて視聴者側に伝わるものだと感じたのです。

 

 先日4月の「社内講師・スキル向上研修<ステップ1>」の受講者から同じ

ようなことを言われました。

 

 

 「このくらいオーバーにやらないと受講者には伝わらないんですね。」

 

 

 声の音量・強弱・間、身振り手振り、アイコンタクト等。これらの実践練習

を繰り返し、受講者同士で確認、フィードバックし合った後に出たご意見です。

 

 

 「自分が話した感覚」ではなく、「受講者へ伝わった感覚」。

 

 

 この感覚がわかるレベルまでは、忙しい社内のメンバー間ではなかなか指摘

し合えません。よって弊社では4名様以内の少人数指導で、1名様単位でご参

加いただき、この感覚をつかんでいただいているのです。