熟練シニア層の講師化


技術伝承の1手段


 ここでは、熟練シニア層の講師化についてお伝えします。

 

 熟練シニア層の講師化とは、知的ノウハウを社内に広めるために、ある技能で熟練したシニア層が研修講師をやるということです。

 

 

 つまり、「技術伝承」における1つの手段ととらえてください。しかし、思ったほどこのシニア層の人たちによる研修は、活性化していない印象です。その理由は、次の3点です。


 

1)時代が変わっているので、いままでの経験は研修内容としては役立たないと思っている

2)多人数の若い人たちの前で話すには、やはり気が引けて、自らやりたいとは思えない

3)研修をやってみたが、その進め方があまりにも、不評だったので、やめてしまった

 

熟練シニア層の講師化ステップ


 いずれの理由にしろ、シニア層が持っている知的ノウハウが社内に知られていないというのはもったいないことです。なんとかして、そのシニア層の知的ノウハウを引き出すにはどうしたらよいでしょうか?ご自身の経験値を研修にするのですから、次のステップが必要です。

 

1)いままでやってきた経験の棚卸する

2)これからも大切になるだろうことをまとめる

3)研修実施案として企画する

4)組織に提案する

5)提案が通ったら、研修開発をする

6)講師としての練習をする

7)研修を案内し、講師としてデビューする

8)研修実施後、自分を評価する

 

 このように進めると、ひとりよがりな方向にいかず、組織ニーズにあった研修が実施でき、その人の知的ノウハウが引き出せるようになります。 


経験値を引き出す


 研修テーマが技術的な内容であっても、時代の流れとか、その人が経験から見出したものも含め伝えることによって、今後の若い人たちにとって価値ある情報が伝達されることになります。反対に、これからの若い人たちのためにこのシニア層のお力をうまく引き出さなければいけません。

 

 上記のプロセスをシニア層の方がひとりで進めるのは、負担が大きいので、弊社では、「リアル研修・実践支援サービス(約3~6ヶ月)」をカスタマイズしてご支援しております。

 

 研修の実践支援コンサルタントが、個別ミーティングを重ねていくことで、情報の整理や講師スキルの伝達、研修の評価までサポートいたします。時短により研修を増やしても受講する人がいないという問題もありますが、そういう場合はビデオに撮影して、社員がその研修を動画ファイルでいつでも閲覧できるような環境にしていけばよいでしょう。


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