(2)講師資格CTT+における講師スキル


 講師資格CTT+の講師スキルは、5領域12のスキルで定義されています。


▼1領域)コースの事前準備

1A=学習目的を検討し、受講者と組織のニーズに対応する

1B=学習効果を高める環境を築く


 研修を準備するためには、2つの情報が必要です。1つ目の情報は、コース実施依頼者がどのような狙いでコースを実施してほしいかという組織ニーズ。そして2つ目は、現在の受講者情報(職務、年齢、知識度合、経験度合いなど)です。

 講師はこれらの情報を踏まえて、準備するコースが妥当なものであるかを検討します。



▼2領域)コースの進め方と教育媒体

2A=トレーニング形式の選択と実施

2B=教育媒体の使用


 研修の進め方を適切に検討するためには、まず社会人受講者の特徴を押さえておく必要があります。

 その上で、トレーニング形式(指導方法)を選択したり、説明方法を組み合わせたりなど工夫して、社会人受講者の理解度や受講意欲を高めるようにします。



▼3領域)講師の信頼性と優位性

3A=プロフェッショナルな行動と知識を示す

3B=学習効果を高めるコミュニケーションスキルと

   プレゼンテーションスキルの使用


 講師が受講者と信頼関係を築き、維持するためには、受講者からプロフェッショナルであると認められるような行動や知識を示す必要があります。

 講師は社会人としてふさわしい行動を心がけ、その上で研修内容に対する専門性を示し、受講者からの要望に対して柔軟に対応します。



▼4領域)受講者グループとの効果的なやりとり

4A=受講者中心の環境作りと環境の維持

4B=様々な質問形式とテクニックの使用

4C=追加説明や励ましを必要とする受講者のニーズに応える

4D=受講者の学習意欲の向上と強化


 クラスの学習環境や雰囲気作りは、受講者の意欲やグループでの協働作業などに大きな影響を与えます。

 講師は、すべての受講者がリラックスし集中できるような雰囲気作りなど、受講者同士が交流しながら研修目標を達成するための支援を行います。



▼5領域)トレーニングの評価

5A=トレーニングの全過程で受講者の達成度を評価する

5B=インストラクターの能力と教え方の評価


 受講者の評価は、あらかじめ設定された研修目標と、研修終了時における受講者の達成状態を、照らし合わせて行います。講師はコース終了時だけではなく、コースの全過程で受講者の状態を把握する必要があります。

 また、講師は次の研修機会のためにも、自分が準備した追加情報、ケース、アクティビティーの良し悪しも評価します。



講師スキルについて、よくありがちな言動と好ましい言動を対比した一覧表がございます。

こちらにご自身がどっちよりかで、ご自身の課題を明確にすうることができます。

詳しくは次の資料をダウンロードください。


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