(4)12の講師スキルの意識的な実践


研修目的・研修目標の設定


 研修企画でも重要な要素である研修目的と研修目標。これが意外とあいまいに記述されています。特に、研修目標があいまいです。

 この研修目標のあいまいさがあると、研修内容はなんでもいいということになってしまいます。

 弊社のコースでは、研修目的は受講者が現場で目指す好ましい状態、研修目標は受講者が研修終了時に達成する状態、と定義しています。

 このような定義から、実際の研修で整えていくのです。

 

(図は概念をご理解いただきしやすくするために、遠近感を出して記述してみました。)



声の大きさ


 理想の講師に近づく1つの要素として、「声の大きさ」があります。しかし、この「声の大きさ」について、弊社の研修を受講するほとんど人が、受講者からどのくらいの大きさで聞こえているかについて気づいていません。

 

 弊社の研修の中で、サウンドメーター、動画観察によって、この受講者視点での「声の大きさ」に改めて気づいていただけます。

 つまり、「メタ認知」を促しているのですが、ほとんどの人が受講者に伝わりにくい音量で伝えています。

 

 この「声の大きさ」は要素の1つですが、この1つから具体的に、かつ意識的に、実際の研修で実践していくのです。

 



ベイシック行動とアドバンスト行動


 上記の「研修目的・研修目標」、「声の大きさ」は一要素です。それらを含めた講師スキルが、「12の講師スキル」として定義されています。

 弊社はこの「12の講師スキル」を基本として、ベイシック行動と呼んでいます。まずはこのベイシック行動からやり始めていただき、経験を積む中で、自分なりの講師スキルが出てきます。この自分なり経験から見出した(講師)スキルのことを、アドバンスト行動と呼んでいます。

 

 このアドバンスト行動が増えれば、増えるほど、自信に満ちた受講者のためになる講師に近づけると考えています。