組織内で研修を担当する方のために、講師が知っておくべきことを12のスキルでまとめました。新人研修、階層別研修、管理職研修、業務知識研修等で組織内研修を予定している方にとって、「準備-実施-評価」全体を網羅したスキルになっております。本書をお読みになり、12のスキルのうちの自己課題を意識して、実践経験を積み重ねてください。講師スキルがより高まり、社員の理解も促進されます。
書籍名 組織内研修の極意 ~講師が知っておくべき12のスキル~
著者 佐野 雄大, 冨田 伸一郎, (株)ウチダ人材開発センタ
発売日 2016/8/9
定価 \3,800円+税(税込4,104円)
大型本 B5サイズ/160ページ
販売先 ウチダ人材開発センタ
■オリエンテーション 12のインストラクタースキルを理解する前に
1.1 想定する読者
1.1.1 研修部のインストラクター
1.1.2 研修部の責任者
1.1.3 専門知識を持った現場側の企業内インストラクター
1.1.4 その他のインストラクター、その他のコース
1.2 受講者中心主義について
1.3 3つのインストラクタースキル領域
1.4 12のインストラクタースキルについて
1.5 インストラクターを中心にした登場人物
1.6 本書の活用方法
1.6.1 あなたがインストラクターの場合
1.6.2 あなたがインストラクターを育成指導する責任者の場合
1.6.3 インストラクタースキルの知識をより確実にしたい場合
1.7 本書で使用される用語について
<分野1>コースの事前準備
1A コース概要書とコース実施情報を確認し、コースを調整する
1B コース環境を確認し、準備する
<分野2>コースの進め方と教育媒体
2A コースの進め方を検討し、計画をする
2B コースの進め方に沿った教育媒体を用意する
<分野3>インストラクターの信頼性と優位性
3A 受講者に信頼されるように振る舞う
3B 受講者が理解しやすいプレゼンテーションを行う
<分野4>受講者グループとの効果的なやりとり
4A 受講者中心主義を念頭に、受講者の参加を促す
4B 受講者がコースに積極的に参加するための発問を活用する
4C 受講者の様子を観察し、必要な追加説明・追加支援をする
4D 受講者の個性を考慮し、やる気を高める工夫をする
<分野5>コースの評価
5A 受講者の達成状態を評価する
5B コースの実施要素を振り返り、報告する
<付録a>実践のポイント
a.1 コースの実施機会を活かして成長する考え方
<付録b>認定資格の概要
*「組織内研修の極意」は、社内研修を担当する方用に、「CTT+COMPLETEテキスト(2008)」を改訂して出版しております。予めご了承のほどよろしくお願い申し上げます。